Japan — Spain Cultural Legacy Project

一人の日本人画家と、ラ・マンチャの町。
半世紀の絆を、次の世代へ。

画家・徳永卓磨が1973年から描き続けた町、カンポ・デ・クリプターナ。約200点の油彩画を描かれた場所へ還す寄贈構想を軸に、日本とスペインの文化交流を未来へつなぎます。

Proyecto de Legado Cultural Japón–España

日西文化交流レガシープロジェクト

一人の画家が半世紀をかけて築いた町との絆を、作品とともに未来へ残す。それが、私たちの取り組みの中心にある想いです。

Donación · 200 óleos

200点の油彩画

作品を、描かれた町へ。
カンポ・デ・クリプターナへの寄贈構想

「作品が描かれた元の場所へ還したい」——これは徳永卓磨本人の強い想いです。約200点の油彩画を、将来的にカンポ・デ・クリプターナで保存・展示していただける道を、市とともに探っています。

保管・展示施設の確保や輸送など、実現に向けた協議を重ねるとともに、オンライン美術館でデジタルアーカイブを先行して築き、その成果を町と共有しながら一歩ずつ進めていきます。

構想 / 市と協議中

Última hora

2026年9月17日 — 19日

画家の息子・徳永良雄が現地を訪問。
文化担当市議と会談し、文化交流への支持を得る

父に代わってカンポ・デ・クリプターナを訪れた徳永良雄は、市の文化担当市議と会談し、オンライン美術館構想と作品寄贈の構想を説明。日本とスペインの文化交流の取り組みに対し、支持をいただきました。

  • 市役所文化担当市議と会談。市のホールを映像上映などに活用するアイデアも。
  • エル・ポシト/文化の家夫妻の展覧会ゆかりの施設を視察し、展示・保管の可能性について意見交換。
  • 描かれた場所卓磨が描いた場所を一つずつ訪ね、現在の風景を撮影。

半世紀の歩み

  1. 1973

    列車の窓から白い風車に出会う

    ラ・マンチャを旅する途中で町を訪ね、以後、毎夏のように通い続ける。

  2. 50+

    現地で描き続けた半世紀

    風車、平原、白い家並みを現地で描き、約200点の油彩画を残す。

  3. 2008

    皇太子殿下(当時)と対面

    殿下のカンポ・デ・クリプターナご訪問の際に対面の機会を得る。

  4. 2017
    2018

    町で夫妻の展覧会を開催

    徳永卓磨・幸子夫妻の展覧会を町で開催。準備には町の文化施設の職員も携わった。

  5. 2026

    文化担当市議と会談、寄贈構想が前進

    9月17〜19日、息子・良雄が町を訪問。文化交流の取り組みへの支持を得る。

父が愛した町に、作品と絆を還すために。

私の父、画家・徳永卓磨は半世紀にわたりこの町に通い、風車と白い家並み、澄んだ青空を描き続けました。2026年9月、私は父に代わって町を訪れ、市の皆さまや父の旧友たちと再会し、父と町との絆の深さをあらためて実感しました。

この絆を一過性のものに終わらせず、作品とともに次の世代へ引き継いでいきたい——その想いから、この応援団を立ち上げました。皆さまのお力添えを、心よりお願い申し上げます。

徳永 良雄カンポ・デ・クリプターナ文化広報応援団 代表

El pintor

画家・徳永卓磨と
カンポ・デ・クリプターナ

徳永 卓磨

Takuma Tokunaga

神戸に生まれ育ち、異人館や港を描くことから画業を始めた日本人画家。1973年に出会ったカンポ・デ・クリプターナに半世紀にわたって通い、平原、白い家並み、色とりどりの扉や窓、そして青空に映える「純白の風車」を描き続けてきました。描き始めから完成まで、すべてを現場で制作するのが卓磨の流儀です。

その関係は「日本人画家と描く対象の町」という枠を超え、町の人々との長年にわたる交流の結晶となっています。

50+年にわたり町を描く
~200点の油彩画

LA FILOSOFÍA DEL BLANCO

風車は純白にこだわっています。描き始めは明暗や陰影を描き、後から純白を描き足したものが多々あります。白に1%でも他の色が感じられると、純白ではなくなってしまうからです。

ヨーロッパの銅版画は彫れば彫るほど黒に近づき、日本の木版画は彫れば彫るほど白に近づきます。白に対する感覚は、洋の東西でまったく反対なのです。

— 徳永卓磨(本人の文章より)
Episodio histórico

2008年、皇太子殿下との対面

2008年、当時皇太子であられた現在の天皇陛下がカンポ・デ・クリプターナを訪問された際、徳永卓磨は殿下と対面する機会に恵まれました。遠く離れたラ・マンチャの町で、一人の日本人画家が長年にわたり築いてきた町との絆が、日本とスペインの交流の一場面として刻まれた出来事です。

Obras

寄贈構想の作品から

風車、白壁、扉、そして平原。町の表情を現地で描きとめた油彩画の一部をご紹介します。

Proyectos

構想を支える二つの取り組み

進行中

オンライン美術館

作品のデジタル保存にとどまらず、「一人の日本人画家と一つのスペインの町が半世紀にわたって築いてきた交流の記録」として育てていきます。

  • 約200点の作品のデジタルアーカイブ化
  • 絵画と、描かれた場所の現在の風景との比較展示
  • 過去の展覧会の資料と、現地の方々の証言記録
オンライン美術館へ →
2027年6月上旬ごろ(構想)

作品ゆかりの地をめぐる
アート探訪ツアー

2027年の初夏、日本からカンポ・デ・クリプターナを訪ねる旅を構想しています。徳永卓磨が描いた風景を実際に歩き、町の人々と交流し、マドリードとグラナダも巡る9日間ほどの行程です。日程・費用は未定のため、まずは関心のある方の事前登録を受け付けています。

  • 作品ゆかりの地をめぐる町歩き
  • 風車内部の見学
  • 地元の方々との交流
旅の事前登録へ →

Campo de Criptana

画家が愛した町を訪ねる

ドン・キホーテの舞台として知られるラ・マンチャの町。作品に描かれた場所を、実際に歩いて味わうことができます。

Sierra de los Molinos

風車の丘

町を見下ろす尾根に純白の風車が並ぶ、町のシンボル。卓磨が繰り返し描いた主題です。

写真:観光案内センター/風車内部

Centro de Iniciativas Turísticas

観光案内センターと風車内部

案内を受けて風車の内部を見学できます。館内には多くの絵画も飾られています。

写真:エル・ポシト

El Pósito Real

エル・ポシト

歴史的建造物を活かした展示施設。徳永卓磨・幸子夫妻が展覧会を開いた場所です。

マンチェゴチーズやラ・マンチャのワインなど、食文化の紹介も今後追加していきます。

Edición Limitada · Mecenas

Limited Edition /
プロジェクト支援コミュニティ

画家の半世紀にわたる仕事を、次の世代へ。この歩みを共に支えてくださる方々に、特別なご案内をお届けします。

20EDITIONS

限定複製画 先行予約

所蔵作品から選び抜いた20点のみを、シリアルナンバー入りの高品位複製画として限定制作します。正式な販売開始に先立ち、優先的にご案内いたします。

PatronsADVISORY BOARD

アドバイザリー・ボード

今後の作品管理、展示、宣伝戦略について、幅広いお立場から意見を交わしていただく支援者の会です。寄贈構想の進捗もいち早く共有いたします。

お申し込みはオンライン美術館の専用フォームで承ります。